<アービンジャー インスティチュート ジャパンの代表になる前の私>
私は、過去にある乳業メーカーの仕事をやっておりました。
肉体労働系の仕事ですから、元気のいい、体力には自信のある人が多かったです。
精力の強い人が影響力を持っていました。
簡単に言えば、喧嘩に自信のある人ほど強かったという訳です。
文句も言えば、遅刻もする、もちろん欠勤も。
失敗の反省すら、翌日はもう忘れている。
そんな彼らを「どうまとめていくか」「どう言い聞かすか」いつも考えていました。
人の心は難しいと、心からそう思っていました。
もちろん、自分のことさえ解っていませんでしたから。
社長からは怒鳴られる。
スタッフ同士でもめる。
出入りの、運送会社ともめる。
時々ですが、お得意先からもクレームがありました。
いや、よくありました。
正直にいうと、いつものことでした。
こんな中、ある時は怒鳴り、机を蹴飛ばし。
ある時は、しんみりと話し。
ある時は、お酒を飲みながら話す。
あの手この手で、彼らと戦っていました。
しかし、結果は思うように行っていませんでした。
何故こう、みんなは物分かりが悪いのか?
どうして、こう言うことを守らないのか?
イライラ、イライラしていました。
胃潰瘍は、2度経験しました。
時は流れ、
そして、会社はリストラ。
スタッフを解雇することになり、
お金もない。スタッフもいない。
そんな中、人材派遣会社が始まって行くのです。
そこでさらに、人の教育の難しさを思い知らされました。
遅刻、欠勤はごく普通
さらに、無断がついて無断欠勤、無断遅刻
もう派遣会社にとって最悪です。
この状態のまま、仕事を続けていくことに不安がいっぱいでした。
どうやって、スタッフを教育すればいいのか?
どうしたら、分かってくれるのか?
私にとって、大問題でした。
いくら本を読んでも解決策は見当たらず、努力や根性は、もう限界でした。
そして私も例にもれず、自暴自棄に落ちて行きました。
もう何もかもがイヤでした。
そんな中・・・
一冊の本と出会うのです。
あれだけ難しいと思っていた人の心の動きを
いとも簡単に解明してあることに感動し感激しました。
そして安心感に包まれたのです。
是非著者に会って話がしたいと思い、アメリカへ・・・。
そして、いくつかの試練を経験し
アービンジャー・インスティチュートのファシリテーターとして
「日本を箱のない国へ、自分らしく楽に生きる人を増やすため」に
活動を始めました。 |